円を描くPDCAサイクルを上へ上へと伸ばしていく、つまり螺旋を描くように向上(spiral up:スパイラルアップ)させるため、こう呼ばれます。
■ スパイラルアップ イメージ図 ■
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiDUBwAjerG68zFixXJHYQxt7PKuCuv23QQvsCygTisDg5_uW1WfZgEBqGDF8WdC4-eVSXfOsCKInNkfMu_HPdnJY4sZXr_HZq0Te1KraDJec12aKA0RQgRcqSx7t1KFUyWd5QqtMcHA6WS/s320/spiral-up.jpg)
このPDCAサイクルおよびスパイラルアップという概念は、「ISO 9001」・「ISO 14001」・「ISO 27001」などの国際規格や、「JIS Q 15001」などに反映されています。
PDCAサイクルおよびスパイラルアップは、以前は民間企業の製品開発や業務改善に用いられることが多かった手法ですが、現在では公的機関でも多く導入されていますし、企業や団体のISO取得、それによる評価向上にも欠かせない存在となっています。
さらには社員研修での教育や、個人の業務活動のスキルアップなど、人材の育成という分野でも広く取り入れられるようになりました。
スパイラルアップは決して新しい概念ではありません。
しかし、「業務の計画を立て、それを実行し、検証する。改善点をまた次の計画へ盛り込み、次へのステップアップとする」という考えは、個人から組織までに共通する、業務活動を行う上で適した手法です。
従って、PDCAサイクル&スパイラルアップは、ビジネス活動を行う上で、きわめて重要な概念であるといえるでしょう。